ドラマから学ぶ!給料、年金、保険、労働、お金と働き方ガイド

国や自治体からもらえるお金についてご存知ですか?主に育児(または不妊治療)、学費に関わる給付金・助成金や社会保険制度・手続きについて、可能な限り、個人の事情ごと(例えば、定年退職や転職など)の給付金のもらい方や、制度の活用について、なるべくわかりやすく書いていきたいと思います。。

東京都杉並区で3子誕生世帯、優先的に保育園へ。他の自治体は?

こんにちは、出産育児費用・公的給付ガイドの拝野洋子(はいのようこ)です。

すっかり久しぶりの投稿になります。

すっかり新年なんていう気分ではありませんが、今年もよろしくお願いします。

 

杉並区では3人目誕生した世帯を、優先的に認可保育園に入園を

る方針をとったそうですね。

 

確かに、兄弟姉妹が、別の保育園になったら、送り迎えは

困難を極めます。

 

「子供が保育園や幼稚園に通っている社員は、朝10時半出勤OK」

就業規則に書いてあるとか、フレックスタイムの幅が

広げてあるとか、「遅れても大丈夫だよ」との雰囲気がある・・・とか

ある程度めぐまれた環境じゃないと、ワーキングマザーが勤めること

自体困難を極めます。

 

1人だって結構大変なのにね。2人以上いたら、兄弟姉妹ケンカも

必須でしょう.。だけど仕事なら時間に間に合わせるべく、連れて

行かなくてはなりません。

 

杉並区についての記事を見て、私は思わず、杉並区の担当部署へ

きいてみました。電話は殺到していたようですが、しばらく待って

つながりました。

 

「3人目誕生の世帯は優先して、認可保育園へ入園ということ

ですが、同じ保育園に入れてくれるということですか?」

「保育園に定員がない場合は、入れられないので、無理やり

入れるということではありません。まだ、詳細については

今決めている最中ですので、はっきりしたことはこれから

決めるのですが・・・」というような回答でした。

 

うーん、やはり。

同じ認可保育園に入れてくれるというわけではありません。

兄弟姉妹を定員が空いてないのに無理やり入れたら、

「じゃ、家も」と他の世帯からも要望がくるでしょう。

 

それでも、保育園に入れないより、ず~~~~っとマシ。

何人お子さんがいたって、みんなに人並みの暮らしをさせてあげたいのが

親心。お金もかかるし、共働きでがんばろうと思うのも自然です。

子供が多いほど、働くことへの必要性は高い。

それをサポートしてくれる体制が必要ですよね。

 

基本は、「兄弟姉妹だからって無理やり入れない」のが

正当だと思いますが・・・

 私は「一人親の場合は大変だな」と感じました。

両親の場合ももちろん大変だけど、一人で複数

保育園、送り迎えしなきゃいけないわけで・・・。

 まあ、どちら祖父母が行く手もあるけど、そういう事情が

ないときは、ファミリーサポートなどを使ってお願いする

のでしょう。

 

 ファミリーサポートなどを安く使える自治体もあるけれど

やはり大変なことです。

 1人親で一定所得以下の保護者に限って、兄弟姉妹を

同じ認可保育園へ、無理やりでも入れられる仕組・・・

あるといいな・・・と思います。

 

 3子の保育料無料は、板橋区、葛飾区、新宿区、渋谷区、墨田区

中野区、文京区、国立市立川市、目黒区、国分寺市など

多いです。2子目は半額から70%くらいの保育料のところが多いです。

 

 多子家庭に対して保育料を減免する気遣いはあるのですが、

1人親や低所得家庭でどうしても、2つの保育園へ通わせることが

困難な限られた世帯だけ、「無理やり」同じ認可保育園へ

入れられれば、貧困家庭も少なくなるのではないでしょうか?

 

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児童扶養手当、2人目3人目の手当てが増額、ひとり親家庭は楽になる?

出産育児費用・公的給付ガイドの拝野洋子(はいの ようこ)です。

児童扶養手当の満額が平成27年度は、1人目で月額42000円、2人目は月額5000円プラス、3人目は月額3000円プラスででした。

 

子供1人で満額が月額42000円だけど、2人で月額47000円、3人目で月額50000円、

少ないですよね。

 

ひとり親、特に母子家庭は貧困率が54%。

日本では80%の一人親家庭の母親が就業していますが、欧米では国により

異なりますが、55%から75%ほどの就業率。

 

しかも、半分以上が非正規職員で働いていて、非正規の平均収入が

125万円。これじゃ、満額児童扶養手当をもらっていても

 月額15万にもなりません。 2人子供がいても、月15万ちょっと。

 

しかも、母子家庭のうち、生活保護を受けている人は

14.6%だから、85%の母子家庭が、この収入と夫からの養育費

で生活してるわけです。

 

その上、夫からの養育費は、止まることも多いそうで

離婚後5年すると80%の元夫は、取り決めた養育費を

払わなくなる・・・。

 

これでは、生活と仕事と育児で息苦しくなった母親が

子供に当たってしまったりすることも、あり得ますね。 

子供の方も自分が親からも社会から歓迎されていないように

感じてしまう・・・こともあり得ます。

 

ほんとに、公正証書とか、家庭裁判所での立会いのもとで

とか、強制力のある文書を作ることをお奨めします。

  

来年度から、1人目が満額月額42000円2人目が月額1万円プラスの52000円、

3人目でプラスの月額57000円。少し増える予定です。

 

「倍増」なんて、新聞では持ち上げているけど、元々が少なすぎ。

ただ、ひとり親で2人以上子供がいると、月5000円、とか3000円だって

大きいです。月5000円で習える習い事もありますからね。

 

若い人の平均初婚年齢が、伸びているのだって、少子化

すすんで子供が増えないのも、「子供って、育てるのが

大変そうだし、お金もかかるし、もし、離婚でもしちゃったら

どうするの?学校もいかせる事がぐれちゃったら?」なんて

いう気持ちがあるから・・・。

 

で、実際、離婚しちゃった人なんかがいて、大変なの

を見聞きしているから・・・ではないでしょうか。

 

「なら、離婚しなきゃいいでしょ」と思うことなかれ。

誰も、結婚するときに離婚は計画しないです。

幸せになるつもりでも、計算外のことがいろいろ

あって、離婚になってしまうことも多いでしょう。

 

ただ、その前にお金のことは充分考えなければ

なりませんね。離婚したパパも、養育費も一生払い続ける

覚悟を持って欲しいものです。

 

ただ、子供を持とうと思うのって、お金の問題だけでは

ないと思うんです。

 例えば、沖縄県。離婚率は高いし、乳幼児医療費制度など

県としては4歳までしか補助していない。でも、出生率は高いですよね。

大家族が多いのかな。で、離婚率や生活保護受給率も高かったりしますね。

 

東京は15歳まで乳幼児医療費の補助があるけど、出生率

低いです。子育てより楽しいことややりたいことがある

と思ってしまう住環境なんでしょうか。

 

 政府の目標1.8をクリアしてるのは、沖縄だけですね。

どうしたら、沖縄みたいに出生率が上がるんでしょう。

 

私は沖縄に行ったことがないんですけど・・・。

家族や地域の助け合いがさかんだと聞きますね。

 

例えば、東京とか神奈川とか首都圏は

人数が多すぎて、近所の人がみんな知り合いってことは

ないし、結構預けあえる関係になるまでに時間が

かかることもあります。

 

で、いろんな地域から集まっていて、実家が近い人

ばかりじゃないから、イクメンパパじゃない場合、

みんな母親が育児を背負っていることも多いです。

 

ファミリーサポートもあるけど有料だし。

生協とかで登録して助け合いなどあるけど、

知らない人にお願いするのは、最初不安ですよね。

 

ボランティア老人クラブを作り、元気で子供好きな

お年寄りが、一人親家庭や共働き家庭に派遣される仕組が

あるといいですね。

 

妊娠中から、お年寄りと交流できて、人柄を

見られたりすれば頼みやすいかも。

 

母子手帳では、ママ同士が交流できる両親学校などの案内は

あるけど、それとは別に、「子育て老人クラブ」(仮称)

との交流もできて、共働きでも頼める、万万が一ひとり親に

なっても頼める・・・っていう人間関係を作っておかれると

いざというとき頼りになりますね。

 

お金がそんなになくても、育児もなんとかなる、離婚しても

生活はなんとかなる、子供も力量しだいで進路を選べそう・・・

と周囲を見聞きして感じると、結婚しようとか子供を生んで見よう

とか積極的に思えますもんね。

 

とりとめなくなってしまいましたが、ひとり親が楽に

なることは、出生率を上げることでもあると

思うのです。

 児童扶養手当も、2人目は1万円といわず、その倍

2万円くらいまで上げてみては?3人目も6000円に

とどまらず、1万円にしてみては・?

倍増といわず、4倍増といきましょう。

 

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11月24日、老後のためのお金&お洋服のコラボセミナーを行いました。

出産育児費用・公的給付ガイドの拝野洋子です。

 

11月24日にカラーサロン「いろぬのかさね」の

小森直美さんとコラボで自由が丘「いろぬのかさね」

サロンにて

「老後をスマートに暮らすためのシンプルな3つのヒント」

「洋服の無駄を減らすための骨格タイプ別基本アイテム」

 というセミナーを行いました。

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今の支出を見直せば、老後のお金も変わるという内容

です。65歳時の年金額の目安のつけ方なども

お話しました。

 

休憩時間のおいしいチーズタルトもこちら。

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 今後も役立つ情報を伝えられるように、研鑽しなければ・・・・。